Linuxでタッチパッドのタップが利かなくなった(xf86-input-synaptics-0.15.0以降)
タッチパッドのX11用ドライバsynapticsを0.14.*から0.15.*にアップデートすると、タッチパッドのタップ(tap-to-click)が利かなくなった。
調べたところ、0.15.0からタップ機能がデフォルトONからデフォルトOFFになった模様。
0.15.0以降でタップ機能を有効にするには、xorg.confのsynapticsドライバ指定部分でTapButton*オプションを設定すればいい。
Section "InputDevice" ... Driver "synaptics" ... Option "TapButton1" "1" Option "TapButton2" "2" Option "TapButton3" "3" EndSection
ちなみに私のsynaptics周りの設定はこんな感じ。Let's noteなのでCircular設定が入ってます。
Section "InputDevice" Identifier "TouchPad" Driver "synaptics" Option "Device" "/dev/input/mice" Option "NoVertEdgeScroll" Option "CircularScrolling" Option "CircScrollTrigger" "3" Option "CircularPad" Option "TapButton1" "1" Option "TapButton2" "2" Option "TapButton3" "3" EndSection