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ISUCON予選突破の鍵は過去問を解くことなので無料で試せるようにした(Vagrant+Ansible)

タイトルでいいきった。

ISUCON5参加者へのアドバイス

まもなくISUCON5が開催されますね。

毎年参加して予選突破を果たしている私からのアドバイスは、過去問を解いてチューニング力を高めることが重要です。これホント大事。

過去問やってる?

ですが、ISUCONの過去問はAWS用AMIとソースコード一式が用意して提供されているものの結構難しいんですよね。

  • AWSの利用は課金がつらい(特に学生)
  • AWSの利用はクレジットカードが必要でつらい*1
  • ソースコードから構築する方法がわからない(AMIの中身を見ないとわからないこと多数)

無料で過去問やろう

そこで無料かつ簡単に手元で構築できるよう、VagrantfileとAnsible用Playbookを用意しました。

https://github.com/matsuu/vagrant-isucon/
https://github.com/matsuu/ansible-isucon/

Vagrant+VirtualBoxの実行環境を用意すればお手軽に環境構築できます。
またVagrantが用意できなくても、CentOS6さえ用意すれば試せるようになっています*2

Pull Request歓迎

取り急ぎISUCON3ISUCON4の予選問題を用意しました。決勝問題やISUCON1, ISUCON2のpull requestお待ちしております。

過去問以外にやるべきこと

事前に予選で使われるプラットフォームに慣れておきましょう。操作がわからず時間を取られるのはもったいないです。
特に今回の予選はGoogle Cloud Platformが使われるため過去に参加された方も改めて操作方法を確認しておきましょう。

*1:AWSでは一部のプリペイド型クレジットカードが使えます

*2:CentOS内でansibleを実行するのでansibleを別途用意する必要もない