タイル型ウィンドウマネージャ awesome-2.0-rc1
今(個人的に)注目のタイル型ウィンドウマネージャ、awesomeの最新版awesome-2.0-rc1が出た。awesomeを薦める理由はこちらを参照。
Gentooにも速攻で取り込んだ。
# emerge awesome
2.0には多数の新機能やバグ修正が含まれているが、日本語環境にとってうれしいのは、ステータスバーに日本語フォントを表示できるようになったこと。Xftなんでアンチエイリアシングも可。
設定ファイル(.awesomerc)の書き方が大幅に変わったので、旧バージョンからアップデートの際は気をつけるべし。/usr/share/doc/awesome-2.0_rc1/awesomerc.bz2を参考に。
ステータスバーにメッセージを表示する方法が変わった(が、ドキュメントにまだ反映されてない)のでちょっと紹介。
例えば、日付とロードアベレージを表示させるならこんな感じになった。
while true do echo "0 setstatustext `date` `uptime | sed 's/.*,//'`" sleep 1 done | awesome-client ":0.0" &
マルチディスプレイ環境なら、画面ごとにかき分けることも可能。
while true do echo "0 setstatustext `date` `uptime | sed 's/.*,//'`" sleep 1 done | awesome-client & while true do echo "1 setstatustext `fortune -s`" sleep 60 done | awesome-client &
マルチディスプレイなら":0.0"はいらない。
残念ながらxmonadのような物理ディスプレイと論理ディスプレイの分離は未実装だが、ディスプレイ間のウィンドウ移動はスムーズにできるようになったのでよし。