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uim-xim

uim-ximでの日本語入力でかなりハマった。やられたよ。

  • uim-pref-gtk(uim-pref-qt)のXIM -> XIM編集領域の「編集領域のフォントにアンチエイリアスをかける」はXftを使用する/しないを意味する
  • デフォルト設定では、このチェックボックスがOFFに設定されている。つまりXftを使用しない設定
  • Xftを使用しない場合、フォントはソース埋め込みのフォントセット-sony-fixed-*が使用される。
  • フォントセット-sony-fixed-*は、gentooでemerge xorg-x11しただけではインストールされない(ここ重要)。
  • フォントセット-sony-fixed-*が存在しない場合、日本語入力をしようとしたらuim-ximが死ぬ。

ここまで数時間かかった。
Xをインストールした際に-sony-fixed-*がデフォルトでインストールされないディストリビューションGentooぐらいかもしれない。

ということで対策は、

  • app-i18n/uimのRDEPENDにmedia-fonts/font-sony-miscとmedia-fonts/font-jis-miscを追加
  • uim-pref-gtk(uim-pref-qt)のXIM -> XIM編集領域の「編集領域のフォントにアンチエイリアスをかける」にチェックを入れる

uim構築時に--without-xftが指定されている場合以外は、デフォルト設定でXftを使用するようにして欲しいところだ。UTF-8環境だとチェックを入れないと日本語表示できないし。

uim本家にそのように進言してみる。

追記:Xftは使用する必要なし。フォントが足りないだけだった。UTF-8は関係なし。