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ソースコードやVCSのリポジトリをDropboxに入れるととても便利

Dropbox上に開発中のソフトウェアのソースコードをおくと、至極便利だと気づいた。自宅ではデスクトップマシン、外出中はノートパソコン、のように開発環境が複数ある場合にはとても便利。git/hgなどのDVCS環境であっても、commitに満たない編集中の状態を同期できる。ああ素晴らしい。

ただし注意すべきことがいくつか。

公開できるもののみ入れる

public設定にしなければ良いとは言っても、Dropboxの中の人が本気になればデータを盗むことは可能です。万が一を考えて公開してもいいもののみ入れましょう。

入れてはいけないものの例

パーミッション情報は引き継がれない

オーナー権限/アクセス権限は、同期の際にdropboxd実行アカウント/644にリセットされるようです。パーミッションが設定されていることを前提としたプログラム等で問題が起きる可能性があります。

ちなみに、シンボリックリンクもリンク先の実ファイルに置き換えられるようです。

VCSが壊れる可能性がある

私は手元のgitリポジトリをまるごと入れて、今のところトラブルなく動いてます。が、上のパーミッション問題やロックが甘いとVCSが壊れるかもしれません。VCSなのでまたcheckout/cloneすればいいだけですが、念のため。

別途バックアップをとるべし

dropboxサービスが壊れて、ファイルが全部なくなった!バックアップも取得不可!なんてことがないように、バックアップをとりましょう。

暴露ウイルス登場の可能性

今後さらにDropboxが流行ってくると、例えば、${HOME}/.sshを${HOME}/Dropbox/Publicにコピーする暴露ウイルスが登場するかもしれません。あー怖い怖い。